ワーキングホリデーでオーストラリアに行ってみたいけど英語力が心配。
ワーホリに行こうと考えたときに1番大きな壁になるのが英語力ですよね。
多くの方にとって、実際どの程度英語が話せたら生活に困らないのかイメージが湧きづらいかと思います。
そこで今回、オーストラリア在住歴4年の筆者が英語力のレベル別にどの程度の生活が出来るのか解説していきたいと思います。
ご自身が求める英語力水準までの最短の勉強方法も併せて案内していきますので、是非ご覧ください。
ワーホリの英語力の実態
まずはワーホリの英語力の実態について軽く触れておきたいと思います。
これまで多くの日本人の方と交流をしてきましたが、日常会話もままならないという方は非常に多いです。
2016年に初めてオーストラリアにワーキングホリデーで来た時に比べるとだいぶ英語を話せる人が増えてきているという印象はありますが、それでもおそらく半数近くの方はまだ日常会話が困難な状態で渡豪します。
もちろん英語力が高いに越したことはありませんが、ワーホリを考えていて全く英語が話せない方でもあまり気負いすぎないようにしましょう。
ワーホリは英語力0でも生活できる
筆者は基本的に英語をある程度学習してから渡豪する事をおすすめしていますが、正直な話、全く英語が話せずとも生活は出来ます。
英語が話せないのにワーキングホリデーに来るのはどうなの?という意見をお持ちの方も多くいらっしゃるようですがオーストラリアに来る目的は人それぞれ。
何と言ってもワーキング「ホリデー」ですから思いっきり楽しみましょう!
実は筆者も英語力0で渡豪をした1人です。
日本人が提供するシェアハウスに住まわせてもらい、毎朝5時からサーフィン、10時から日本食レストランで働くといった生活サイクルで家賃とガソリン代以外にはほとんどお金がかかりませんでした。
時給は最低賃金を大きく下回る16ドルでしたが、ほとんどお金を使わなかったので貯金も月1000ドルくらいはでき、当時ハマっていたサーフィンが毎日できてハッピー。
そんな英語力0で生活するには日本食レストランや日本人がたくさん在籍しているファームなど英語力が必要ない仕事を見つけられるかどうかにかかっています。
最低賃金以下で働くとか絶対無理!ということでなければ未経験でも働かせてくれるお店はありますので、頑張ってレジェメを配りまくりましょう。
優良ファームやファクトリーで働くには最低限の英語力が必要
優良ファームやファトリーを探すにはどうしてもある程度英語が話せる必要があります。
もちろん運よく友人に紹介してもらえること等もありますが、基本的には自分自身で探すことになるでしょう。
優良ファームやファクトリーでは最低賃金以下で働くということはあり得ないため、2023年のレートだと26.73ドル以上は確実。
週5で8時間働くと1週間で1000ドル以上の収入になるため、高校生レベルの英語力で月4000ドル稼げます。
朝から夕方まで働いて夕方以降は自分の趣味や友達と出かける。
週末にはビーチやプチ旅行をしても月2000ドルの貯金は難しくないです。
文字の読み書きが出来るか、発音は正しいかということも大事ですが、このレベルではスピーキング力、リスニング力に重点をおいて勉強することが近道です。
具体的には高校生の文法が解説されている本を一冊だけ購入し、あとはHallo Talkというアプリを使って徹底的にネイティブと話しましょう。
このアプリは日本語の学習をしたいネイティブと会話をする事が出来ます。
相手は日本に興味を持ち、日本語を学習したい方なので、会話がしやすく、文法の間違いを指摘してくれるため、英語の上達が早いです。
インプット→アウトプットを覚えるまで何十回でも繰り返してください。
文法の型を覚えたら、あとは自身の言いたい動詞と名詞に置き替えるだけで立派な英文になります。
例えば
He has been waiting for her for an hour.(彼は彼女を1時間待ち続けている)
という例文を覚えてしまえば
- I have been helping for him for three hours.(私は彼を3時間手伝っている)
- She has been running for 30 minute.(彼女は30分走り続けている)
というように誰が何をしているかを変えるだけで立派な英文の出来上がりです。
このように覚えた例文を使ってネイティブとの会話に取り入れていくと自然とスピーキング力が上がります。
どうしても独学ではモチベーションが上がらないという方にはDMM英会話がおすすめです。
世界130か国の講師と24時間いつでもマンツーマンで英会話レッスンが出来るため、忙しい方でもレッスンを受けやすく、2370円~と破格のサービスになっています。
25分のレッスンが2回まで無料で体験できるようになっているので、まずはお試しをしてみて自身に合いそうか確認してみましょう。
英語が出来ればローカルジョブや看護師などの高収入が狙える
IELTS6.0以上程度の英語力がある方であれば、ローカルジョブで働くことも容易いです。
英語力だけではなくスキルがある場合は職種により時給40ドル以上などの高収入も狙えます。
このレベルになると年収700万円以上も狙えるため、サードビザまで使えば3年間で2000万円稼ぐことも可能です。
このレベルになるための近道はオンラインスクールや語学学校でレベルの高い講師から学習することです。
高校生レベル程度であれば独学で学習することが出来ますが、IELTS6.0や7.0を目指している方はスクールの活用がおすすめです。
もちろん独学で学習できないことはありませんが、時間がかかってしまいますし、挫折しやすいためお勧めできません。
スクールの活用にはお金がかかってしまいますが、それだけの英語力を身に着ければ高収入を狙えますので、自分自身への投資と思いましょう。
まとめ
今回は英語力別の生活イメージとレベル別の勉強方法を解説しました。
英語力がなくてもスキルでカバー出来る仕事もありますが、オーストラリアで働くにあたって、英語力は非常に大切です。
みなさんが望む生活イメージに見合う英語力をみにつけて楽しいオーストラリア生活を送ってください。