今やインフラの1つとも呼べるほどのサービスであるAmazon。
日本のAmazonを契約したままオーストラリアに来たものの、ほとんどのサービスが使えなくて困っていませんか?
Amazonだけではなく、NetflixやHuluなどの動画配信サービスは海外に滞在していると利用できる機能が大幅に制限されることも。
オーストラリアでそういったサービスを利用するにはVPNを契約するか、現地のAmazonなどとの契約が必要です。
この記事では、オーストラリアのAmazon(amazon.com.au)を利用する方法を詳しく解説していきます。
日本のサービスを継続して使いたい方はVPNを契約する必要があるのでこちらの記事をご参照ください。
- 欲しいものがお店に売られていない
- オーストラリアにもAmazonはある?
- オーストラリアの物価が高くて困っている
- 日本版のAmazonとはどんな違いがあるの?
オーストラリアのAmazonを使うためにするべきこと2選
Amazon会員に登録する
オーストラリアのAmazonで買い物をするには日本と同様に会員登録をする必要があります。
会員未登録の状態でも商品の閲覧自体は可能ですが、商品の購入には無料の会員登録が必要です。
会員登録の手順は以下の通り。
- 「Create account」から名前や電話番号、パスワード等を入力する
- 入力した電話番号のSMSに認証番号が送信される
- 元の画面に戻って認証番号を入力して登録完了
登録が完了するとログイン後の画面に切り替わり、買い物ができるようになります。
登録は3分程度で完了しますし、初めの30日間はプライム会員の無料体験を利用できますので是非会員登録をして買い物を楽しんでください。
プライム会員にするか検討する
日本と同様にオーストラリアでも「Amazon Prime」のサービスが提供されています。
オーストラリアのプライムは月々$9.99で、日本よりやや高いですが、日本の銀行に送金する手続きや手数料を考慮すれば、オーストラリアのプライムの方が便利でコスト面でも有利かもしれません。
プライムの料金 | 月額 | 年額 |
日本 | 600円 | 5900円 |
オーストラリア | $9.9 | $79 |
また、日本への送金をする際にWise以外を利用されている方は送金の度にめちゃくちゃ損をしているので今すぐ下記の記事を読んでください。
プライム会員になると日本と同様に「プライムビデオ」や「プライムミュージック」などの利用が可能になります。
しかし、オーストラリアのプライムビデオでは日本語の音声や字幕がついている映画などがかなり少ないため英語力に自信のない方はおまけ程度で考えた方がいいかもしれません。
VPNを契約している方は日本に接続すると日本語字幕付きの映画・アニメなどが見れるようになります。
Web版オーストラリアのAmazonでの購入手順
オーストラリアでもAmazonのアプリはありますが筆者は日本のAmazonはアプリ、オーストラリアのAmazonはWebという風に分けています。
もちろんオーストラリアのAmazonをアプリで使っても大丈夫ですが、ここではWebでの買い方を解説していきます。
- 商品を検索
- 商品を選ぶ
- カートに進む
- 住所・支払い方法を指定
- 配送オプションを選ぶ
- 注文を確定する
商品を検索
まずは、Amazonで購入したい商品を英語で検索していきます。
検索に入力するのは商品名ではなく、カテゴリやブランド名・特徴などでも大丈夫です。
例:Japanese food, water bottle 500mlなど
商品を選ぶ
検索結果画面が出てきたら欲しい商品が出てくるまでスクロールを続けます。
トップに出てくる商品は広告品が多く、検索した商品とは異なる場合があるので無視でも大丈夫です。
商品によってはプライムでなくても送料がかからない場合もありますのでチェックしておきましょう。
気に入った商品が見つかったら「Add to cart」をタップ。
カートに進む
購入したいものが決まったら、画面右上にあるカートボタンをタップ。
画面が違っても基本的にカートボタンは右上に常在しています。
カートボタンをタップすると「Proceed to checkout」というボタンとカートに入っている商品一覧が表示されます。
カートに入っている商品を確認し、問題なければ「Proceed to checkout」をタップ。
住所・支払い方法を指定
Delivery address(配達先)と Payment information(支払い方法)を入力します。
プライム会員になったことがない、もしくはしばらく使っていない場合は30日間のトライアルが出来るので、お試ししてみてもいいかもしれません。
この商品はたまたま送料がかかりませんでしたが、送料がかかる場合は$8~$10程度かかることが多く、プライムの月額とほぼ変わらないので入会した方がお得です。
配送オプションを選ぶ
オーストラリアのアマゾンでは商品や出品者によって配送オプションが異なります。
無料会員でも無料で配達してくれることもありますし、プライム会員でも速達便のみ有料になることも。
出品者は中央写真の赤枠の場所で確認することが出来ます。
注文を確定する
最後に「Place your order」をタップすると注文が完了しますので、後は商品が届くのを待つだけになります。
日本のAmazonとの違い
送料・配達オプション
オーストラリアのAmazonでは3つの要素によって送料・配達オプションが変動します。
- お届け先の住所
- 選択した配達日数の速度
- 商品の出品者(オーストラリアのAmazon ・海外の Amazon・第三者の販売者)
オーストラリアのAmazonが発送する商品の配送料は公式ページで確認できます。
シドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、キャンベラ、パースの配送料はこちら。
ホバート、ゴールドコースト/ツイードヘッズ、ニューカッスル、メイトランド、 サンシャイン コースト、ウーロンゴン、ジーロング、トゥーンバ、バララット、ベンディゴ、オルベリー ウォドンガ、 コフスハーバー、ワガワガ、ミルデュラ ウェントワース、シェパートン ムーロプナの配送料はこちら。
ダーウィン、ケアンズ、 タウンズビルの配送料はこちら。
商品の取り扱いと在庫
日本のAmazonであれば基本的になんでも揃うというイメージをお持ちの方が多い方ともいますが、オーストラリアのAmazonは品ぞろえがいいとは言い難いです。
とは言え、数年前と比べるとかなり購入できる商品が増えてきたのも事実。
商品によっては店頭や公式ページから買うよりもお得に購入できることもあります。
また、cashrewardsと連携できるためキャッシュバックが貰えてさらにお得です。
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プライムサービス
日本のプライムサービスは映画やドラマ・アニメなどが見れたり、本が読めたりと配送料無料以外にもさまざまな特典が付くコスパ最強のサービスです。
オーストラリアのプライムサービスも同様の特典を提供していますが、映画・ドラマは主に海外作品に特化しており、アニメはあまり取り扱っていません。
さらに、吹き替えや字幕の言語選択肢も限られており、英語に自信のない利用者にとっては使い勝手が悪い傾向があります。
VPNを契約している方であれば日本語字幕の映画・アニメなどが視聴できるようになるのでこの機会にVPNの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
オーストラリアのAmazon利用時の注意点
Amazonは日本でも非常に人気のある通販サイトですが、オーストラリアのAmazonを利用する際には普段よりも注意が必要です。
日本のAmazonでもそうですが、オーストラリアのAmazon上で販売されている商品の全てがAmazonから直接発送されるわけではありません。
Amazonからの配送の場合、商品ページの「Add to Cart」「Buy Now」のボタン下部に「Amazon AU」と表示されます。
Amazon以外の出品者から商品を購入する場合は、Amazonの配送料のルールが適用されないため、十分な注意が必要です。
その場合には、事前に評価やレビューを注意深くチェックすることをおすすめします。
オーストラリアのAmazonで購入すべきおすすめ商品2選
最後にオーストラリアのAmazonで安く購入できる商品・店舗ではなかなか買うことが出来ない商品を2つだけ紹介しておきます。
他にもまだまだAmazonで買った方がオトク&Amazonでしか買えない商品はたくさんあるので是非登録をして探してみてください。
日本の調味料
自炊をする上で欠かせない日本食や調味料。
オーストラリアで生活していてもやっぱりご飯は慣れ親しんだ味を求める方は多いです。
日本食や調味料はcoles やwoolworthsでも手軽に購入できますが、正直ちょっと高いですよね。
例えば、よく見かけるOBENTOのみりんは250mlで$4.4、つまり100mlあたり$1.76。
一方Amazonで購入した場合、2リットル(2,000ml)で※$12.74、つまり100ml当たり$0.64と約3分の1程度で購入することが出来ます。
※金額は変動する場合があります。
日本の化粧水
オーストラリアでは化粧水があまり販売されておらずとりあえず有名なブランドの化粧水を使っているという方は多いですよね。
ですがAmazonであればロート製薬の白潤やセザンヌのセラミド化粧水、なめらか本舗の豆乳イソフラボンなどの日本のプチプラ化粧水などが手に入ります。金額は日本の倍程度するので割高に感じるかもしれませんが、時給も倍なのでお財布の負担割合は変わらないはず。
日本のプチプラ化粧水は非常に優秀なのでおすすめです。
まとめ:オーストラリアでもAmazonを使い倒そう
オーストラリアのAmazonは日本のそれと比べると少々使い勝手が悪いものの、Cashrewardsとの連携による節約が出来たり、店頭にない商品を取り扱っていたりと非常に便利な利点があります。
プライムに登録することで生活のクオリティは間違いなく向上するので、仕事がある程度安定している人にはおすすめです。
是非この記事を参考にAmazonの利用を検討してみてはいかがでしょうか?